駆け出しエンジニアの作業ノート

駆け出しエンジニアが作業ノート風にまとめるページ(関係無い事もしばしば)

著作隣接権の難しさ

YouTubeのよく見るちゃんねるの1つ「厳選クラシックちゃんねる」というのがあります。登録からまだ1年半ですが、既にチャンネル登録者数が5万人となっています。

 

www.youtube.com

twitter.com

 

このチャンネルの特徴は作曲家ごとに有名曲の音源を交えながら、解説している点です。最近では、作曲年代ごとの解説動画も出ています。

 

さて、ここで問題となるのが著作権著作隣接権です。

www.bunka.go.jp

現在は、作曲者の死後70年が保護期間となっています。ただ、20世紀に活躍したショスタコーヴィッチなど一部を除けば、既に失効となっているためここについては考慮する必要はありません。

 

問題となるのが著作隣接権で、こちらは演奏者の権利となります。

www.bunka.go.jp

 

音源の発売から70年経過後に失効となります。よって、著作権著作隣接権の両方が失効している音源であればYouTube上にアップロードしても大丈夫ということになるはずです。

 

実は先ほどのチャンネルで著作隣接権の解釈をめぐって、音源を管理するレーベル側と見解の相違が発生してしまったようです。

 

個人的にはレーベル側はこのチャンネルと対立するのではなく、協調して欲しいと思います。このチャンネルに音源を提供すればいい宣伝をしてもらえると思います。

 

最近、Spotifyが「Music + Talk」というサービスを始めたようです。

 

www.youtube.com

 

Spotifyの音楽とトークを組み合わせたコンテンツのようです。もしかすると、こちらの方が合っているのかなとも思いました。

W-KEYAKI FES.2021 を見て

7月9日から11日まで櫻坂46と日向坂46の合同ライブ「W-KEYAKI FES.2021」を見ました。

sakurazaka46.com

www.hinatazaka46.com

 

今回は2日目と3日目の配信をLIVEで見ました。

 

2日目は主に5thシングル収録曲やシングル表題曲の披露が中心でした。そして、すっかりマスコットとして定着して「ポカ」の巨大バルーンが印象的でした。

mdpr.jp


「ひな誕祭」を急遽欠席した富田鈴花さんの冒頭のラップは良かったです。前回は、録音を流しただけだったので、とても見ごたえがありました。

 

2日目の発表としては、昨年出来なかった「全国アリーナツアー」でしょうか?

www.hinatazaka46.com

実は、昨年のツアーでは横浜のチケットが当たっていたのですが、残念ながら中止になってしまったので、今回こそは行きたいです。

 

3日目は史上初の櫻坂46との合同ライブでした。

mdpr.jp

かつては、ひらがなけやきとして「欅共和国」の数曲のみの参加でしたが、今は別のグループとなったため、それぞれ2曲交代でパフォーマンスをしてました。

 

圧巻だったのは、夕暮れ時に披露された「JOYFUL LOVE」でした。前日は、昼間だったので、ペンライトの明かりが目立ちませんでしたが、夕暮れ時も相まってとても幻想的な風景が広がってました。あと、そのあと披露された「キツネ」の河田陽菜さんのパフォーマンスがとても印象的でした。

 

そして、ラストの「W-KEYAKIZAKAの詩」は両グループ唯一の合同パフォーマンスでした。会場が欅坂の緑に染まったのが印象的で、改めて名曲であると実感しました。

 

また、2日間休養中のこさかなに代わってそれぞれ代理センターを務めてくれたメンバーにはお疲れ様と言いたいです。あと、コンサート中最近始まったCMに出てくる「ガオー」のポーズをやってくれていたような気がします。

youtu.be

 

さて、今回のフェスですが、特に3日目は合同ライブということでユニットシャッフルや過去のアルバムの合同曲の披露の可能性が高まっていましたが、結果的には最後の「W-KEYAKIZAKAの詩」1曲のみでした。個人的には、これでは合同ライブの意味が薄いと思いました。このライブ構成にはメンバーでも葛藤があったようで、これについては潮紗理菜さんが語ってくれています。

 

www.hinatazaka46.com

 

少なくとも、来年以降も定期的に開催される事が示唆されているので来年はユニットシャッフルや合同パフォーマンスの検討をしてもらいたいと思います。

 

www.hinatazaka46.com

 

東京都内JR最長片道ルート

こんな動画を見つけました。

 


www.youtube.com

 

東京都内のJR最長片道ルートとして奥多摩から蒲田まで128.3kmを旅したというものです。ただ、公開直後からルートについては議論が起きているので、こちらでルートを算出しました。

ルートは以下になります。

奥多摩→拝島→八王子→立川→府中本町→西国分寺→新宿→池袋→田端→赤羽→日暮里→秋葉原→神田→御茶ノ水→代々木→品川→東京→錦糸町→小岩 

 

全長150.1kmとなりました。

 

 

「【非公式】サポーターズCoLabを偲ぶ会 ~1周忌~」に参加しました

4月16日に「【非公式】サポーターズCoLabを偲ぶ会 ~1周忌~」があったので、参加してきました。

 

kizokukai.connpass.com

 

サポーターズCoLabで開催された勉強会のレポートは以下にあります。

 

psyduck-take-it-easy.hatenablog.com

 

サポーターズColabは昨年の4月にサービスを終了しました。

 

psyduck-take-it-easy.hatenablog.com

 

このコミュニティを通じて、様々な人と出会いました。色々と刺激になったり、新しい勉強のモチベーション向上にも繋がりました。

 

そういった意味でサポーターズColabが果たした役割は大きかったと思います。

また集まることが出来ればと思います。

通過連絡運輸区間を含んだ最長片道切符ルートの検証

当ブログではJRのみの最長片道切符のルートを紹介していますが、ブログでの流入経路を見ていると、通過連絡運輸を用いた最長片道切符のルートについて知りたい方が一定数いらっしゃるようなので、今回はJR6社で通過連絡運輸が設定されている事業者のうち、1社だけ選択した場合どのように変化するか検証しました。

 

今回、検証を試みた事業者は以下の通りです。

 

IGRいわて銀河鉄道

えちごトキめき鉄道

伊勢鉄道

WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)

智頭急行

 

青い森鉄道IRいしかわ鉄道についてはJR6社と接続するJR線(盲腸線)との接続で、最長片道切符のルートに関連がないので除外

 

このうち、トキ鉄についてはメモリ不足で検証できませんでしたが、それ以外は検証ができました。

 

まず、JRのみで新青森→門司のルートです

 

新青森→川部→東能代→(奥)追分→秋田→余目→坂町→米沢→北山形→羽前千歳→新庄→横手→大曲→盛岡→花巻→新花巻→北上→一ノ関→古川→小牛田→前谷地→石巻高城町→仙台→(北)福島→岩沼→いわき→(北)郡山→会津若松→新津→東三条→長岡→燕三条→新潟→吉田→柏崎→宮内→越後川口→飯山→糸魚川→松本→篠ノ井→長野→佐久平→高崎→越後湯沢→渋川→新前橋→小山→宇都宮→宝積寺→安積永盛上菅谷→水戸→友部→我孫子→新松戸→南浦和→赤羽→池袋→田端→日暮里→秋葉原錦糸町西船橋→千葉→佐倉→成田→香取→松岸→成東→大網→安房鴨川→木更津→蘇我→南船橋市川塩浜→東京→神田→御茶ノ水→代々木→新宿→西国分寺武蔵浦和→大宮→熊谷→倉賀野→高麗川→拝島→立川→府中本町→武蔵小杉→品川→川崎→尻手→浜川崎→武蔵白石→浅野→鶴見→東神奈川→横浜→桜木町→大船→茅ケ崎→国府津→沼津→富士→甲府→八王子→(横)橋本→新横浜→小田原→熱海→三島→静岡→豊橋→辰野→岡谷→塩尻→多治見→(中)金山→名古屋→亀山→松阪→多気→和歌山→(和)高田→奈良→王寺→久宝寺天王寺→今宮→西九条→大阪→京橋→鴫野→放出→木津→柘植→草津→山科→近江塩津米原→大垣→岐阜→美濃太田→富山→新高岡→金沢→越前花堂敦賀→東舞鶴→綾部→京都→新大阪→新神戸西明石→兵庫→神戸→尼崎→谷川→福知山→和田山鳥取東津山→姫路→相生→東岡山→岡山→津山→新見→総社→倉敷→福山→三原→呉→海田市→広島→塩町→備後落合→備中神代伯耆大山→米子→宍道→益田→新山口宇部→居能→雀田→小野田→厚狭→長門市→幡生→門司

総距離7871.9km

 

 

全てを載せるとキリがないのでここからは、変動があった部分のみ載せます。

 

 

igr.jp

 

まず、IGRです。IGRでは、盛岡〜好摩間に通過連絡運輸が設定されています。元々は、東北本線の一部でしたが、東北新幹線の延伸に伴い、第三セクター化されました。以前は、「北斗星」や「カシオペア」が運行されていた関係で青い森鉄道を含めた広範囲に渡って通過連絡運輸が設定されていましたが、現在は花輪線が乗り入れる区間のみの設定となっています。

 

新青森八戸盛岡好摩大館川部→(以下同じ)

総距離8114.4km

 

 

花輪線がルートに入る関係で、一気に240kmあまり距離が伸びました。

 

 

www.isetetu.co.jp

 

次に伊勢鉄道です。元々は、国鉄路線でしたが民営化直前に第三セクター化されました。ただ、現在は名古屋から三重・和歌山方面の特急・快速が短絡ルートとして利用しています。河原田〜津間の全線で通過連絡運輸が設定されています。

 

(変化なし)

総距離7871.9km

 

特にルートに変化はありませんでした。

 

 

trains.willer.co.jp

 

日本三景として名高い天橋立へのアクセスを担う鉄道です。元々、国鉄線として開業する予定だった宮福線と、国鉄(JR西日本)から移管された宮津線の2路線を運営しています。元々は、北近畿タンゴ鉄道が運行と設備管理をしていましたが、経営悪化の影響で現在は高速バス大手のWILLERの系列会社が鉄道の運行を担っています。JRと接続する福知山、豊岡、西舞鶴の3駅が相互に接続しています。

 

福知山・豊岡接続

 

(ここまで同じ)→福知山宮津豊岡鳥取→(以下同じ)

総距離7901.3km

 

丹鉄利用の分距離が伸びましたが、劇的な変化はありませんでした。

 

なお、福知山・西舞鶴接続と西舞鶴・豊岡接続は距離に変動はありませんでした。

 

 

www.chizukyu.co.jp

 

元々、国鉄線として開業する予定だった路線を引き継ぐ目的として設立されました。現在は、京阪神鳥取および岡山と鳥取を結ぶ特急のルートとして活用されています。路線の両端である、上郡、智頭の両駅および姫新線との接続駅である佐用との間で設定されています。

 

上郡・佐用接続

 

(ここまで同じ)→谷川加古川姫路和田山鳥取東津山佐用上郡相生播州赤穂東岡山→(以下同じ)

総距離7899.3km

 

智頭急行の前後以外でも若干変動がありましたが、30km弱の変動に留まりました。

 

上郡・智頭接続

 

(ここまで同じ)→鳥取智頭上郡東岡山播州赤穂相生姫路東津山津山新見総社岡山倉敷→(以下同じ)

総距離7894.6km

 

上郡・佐用接続より変動幅が小さくなりました。

 

佐用・智頭接続

 

 (変化なし)

総距離7871.9km

 

こちらは特に変化がありませんでした

 

結果として、IGRルートが最長となりました。なお、トキ鉄については機会を見て再挑戦したいと思います。

 

JR東日本管内最長片道切符

鉄道会社には、株主優待制度が存在します。JR東日本の場合は、乗車券とそれに付随する特急・新幹線1列車に限って運賃・特急料金が4割引になる優待券を株数に応じて配布しています。

 

www.jreast.co.jp

 

しかし、もらえる枚数には限りがあるので、どうしても出来るだけ長い距離を旅する時に使いたいと思います。

 

そこで、今回はJR東日本株主優待制度が最も長く使えるルートを算出しました。

 

南小谷松本塩尻辰野岡谷小淵沢八王子(横)橋本茅ケ崎大船桜木町横浜東神奈川鶴見浅野武蔵白石浜川崎尻手川崎品川武蔵小杉府中本町立川拝島高麗川倉賀野熊谷大宮武蔵浦和西国分寺新宿代々木御茶ノ水神田東京市川塩浜船橋蘇我木更津安房鴨川大網成東松岸香取成田佐倉千葉西船橋錦糸町秋葉原日暮里田端池袋赤羽南浦和新松戸我孫子友部水戸上菅安積永盛宝積寺宇都宮小山新前橋渋川越後湯沢高崎佐久平長野飯山越後川口宮内柏崎吉田新潟燕三条長岡東三条新津会津若松(北)郡山いわき岩沼(北)福島仙台高城町石巻前谷地小牛田一ノ関古川新庄羽前千歳北山形米沢坂町余目秋田大曲横手北上新花巻花巻盛岡八戸新青森川部東能代大館好摩

総距離4136.3km

 

 

このルートの運賃は以下のサイトを使用しました。

 

bunkatsu.info

 

結果、37,950円と算出されました。ここから、4割引となるので、実際に支払う金額は22,770円となりました。

 

もし、JR東日本株主優待券をお持ちの方はこのルートでの旅行を是非、ご検討ください。

 

最長片道切符プログラム修正

最長片道切符の算出プログラムを大幅に修正しました。

 

今まで

 

・仮想の始点・終点を置いて、そこから考えられる駅をそれぞれ結んで始点・終点を結ぶ最長距離を求める

 

今後

 

・始点・終点で考えられる駅間の最長距離を総当たりで求め、その中の最長距離を求める。

 

一見、めんどくさいやり方のように見えますが、結果的にメモリ消費量が減りました。ずっと、算出出来なかった九州ルートが算出出来ました。

 

門司→西小倉→城野→大分→南宮崎都城→吉松→隼人→鹿児島→鹿児島中央→(鹿)川内→新八代宇土→熊本→筑後船小屋→久留米→夜明→田川後藤寺新飯塚→折尾→香椎→吉塚長者原→(筑)桂川→原田→博多→新鳥栖→久保田→肥前山口早岐諫早肥前山口

 

総距離1222.1km 

 

これで、九州新幹線(長崎ルート)の開業に伴うルート変更にも対応できました。