日向坂46のレギュラー番組「日向坂で会いましょう」が毎週日曜日の深夜1時5分から放送されています。
この時間帯は「乃木坂工事中」から始まる坂道シリーズのレギュラー番組が並んでいて、最後発の日向坂46がトリを飾っていますが、前身の「ひらがな推し」から僕自身の大いに楽しませて頂いております。
ただ、昨日の放送で番組の方向性についての話があったので、個人的に思ったことを書いていきます。
この番組では「キン肉マン」と「野球」という2大企画があり、この点が姉妹グループの番組と一線を画す所でした。しかし、メンバーの齊藤京子さんからこれに待ったがかかり、これが少し議論を呼んでいるようです。斎藤さんが指摘した点は2つで、
・アスリート向け
・中年男性向け
で、若い女性への配慮が見られないというものでした。ここでは、「中年男性向け」という点に絞って述べていきたいと思います。
僕自身はキン肉マンの世代では無いので、キン肉マンは正直分かりません。また、野球ですがこれについては、取り上げられた選手について見ていきたいと思います。
8月19日に野球企画が放送され、その際に往年の選手に関する事がクイズとして出題されましたが、その選手が以下になります。
野球を見る僕自身でも、宇野さんと金森さんについてはあまり知りません。達川さんに関しては、時々松村邦洋さんがモノマネをしていたり、かつて広島の監督をやっていたこともあるので、それで知っていました。門田さんはプロ野球歴代3位のホームラン数を打っているという事で知っているという状況です。
いずれにせよ、僕自身でも現役をあまり知らないので、日向坂46の皆さんがあまりついていけないのも無理は無いと思います。
野球選手の知名度に関してはこんなデータもあります。以前、「水曜日のダウンタウン」で有名人の知名度を調査した際、野球界ではレジェンドである、長嶋茂雄さんと王貞治の知名度が10代では約3割ぐらいしか無いという結果もあります。
制作側及びMCと日向坂46の持つ知識の乖離によって、日向坂46の皆さんが「中年男性向け」と感じてしまった気がしますし、実際中年男性には大いに受けているのだと思います。
ただ、あまり気乗りしなかったとはいえ、週刊文春に取り上げられるまで番組を盛り上がられるのは凄いと思います。
なので、今後は10代から20代の女性が入っていきやすい企画を投入するなどしていけば良いのかなと思います。